先生・在学生からのメッセージ|愛媛大学農学部生命機能学科

三好陽麻莉さん(大塚製薬株式会社内定)

出身高校:愛媛県立松山南高等学校

2021年3月卒業、2023年3月修士課程修了(予定)

就職先はどのように選びましたか?

幼い頃からアレルギー性鼻炎で苦しむ妹の姿を見てきたことから、症状を改善することのできる食品や医薬品の開発・製造に携わる仕事に就きたいと思い、生命機能学科に入学しました。研究室では、食品成分のアレルギー緩和効果について研究でき、夢に一歩近づきました。一方で、症状を改善できても治療できないことはもどかしく感じていました。そのため、卒業後は医薬品の製造にも携わりたいと考えるようになりました。就職活動では、食品と医薬品の両方を取り扱う企業を中心に応募し、人々の健康に様々な面から貢献できる会社を選びました。

採用試験・面接に向けての準備は?

周りが修士1年の6月頃から企業説明会の参加やインターンシップのエントリーなどを始めていたため、私もそれに感化され少しずつ始めていました。しかし、エントリーシートを添削してもらわずに出していたので、なかなか通りませんでした。本格的にはじめたのは、2月頃からで周りよりは少し遅れていました。3月からは多くの企業説明会に参加し、様々な企業にエントリーしました。そして、何回もエントリーシートを添削してもらったり、面接練習を何度も重ねたりし、選考に慣れていきました。

就活で苦労したことは?

就活の初期のエントリーシートの作成や面接です。エントリーシートは同じような質問も多いので、一度書いてしまえばそれを改善していくことができました。しかし、最初は何もないところから書き始めるので、自己分析が重要だと感じました。面接が始まっても自己分析は常に行って、定番の質問には戸惑わずに答えられるようにしていきました。

面接はどうでしたか?

集団面接は自分の意見を簡潔にまとめて発言する必要があり、慣れるまで難しかったです。個人面接では落ち着いて自分を最大限にアピールすることができました。嘘はつかず、自分らしく話すことが大事だと感じました。そうすることで、ありのままの自分を受け入れてくれる会社に内定をいただけると思います。

就活についてアドバイスをお願いします

早めからインターンシップや企業説明会に参加しておくのは良いと思います。私は対面のインターンシップにはほとんど参加できませんでしたが、オンラインでもその会社の雰囲気はよくわかりました。最近では、オンラインで気軽に参加できる企業説明会も増えているため、就活を始めるきっかけにできると思います。

大学でもっとやっておけばよかったことはありますか?

語学の勉強です。研究室に留学生がいるため英語で実験を教えるのですが、なかなかうまくコミュニケーションが取れず、苦労しました。現在はどの企業もグローバル化してきているため、語学力は社会人になっても役立つと思います。そのため、しっかり勉強しておけば良かったなと思います。

高校生にメッセージをお願いします

大学では、自分がやってみたいことをやってください。やってみて違うと思ったら変えたらいいし、これだと思えるものに出会えたのなら、続ければいいと思います。一度しかない大学生活を充実したものにしてください!

就活スケジュール

2021年

6月~ 少しずつ情報収集、自己分析

7月~12月 インターンシップエントリー

7月~ 少しずつエントリーシート作成、筆記試験対策

8月~2022年2月 インターンシップ参加

2022年

2月~ 本格的に情報収集、自己分析、エントリーシート作成、筆記試験対策

3月中旬~ 筆記試験・面接

5月中旬~ 最終選考

5月下旬 内々定

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