私は高校の生物の授業がきっかけで、私たちを含めた生物の体内ではどのようなドラマが繰り広げられているのかということに強く興味を持ち、現在所属している生化学研究室を選択しました。私は現在、細菌内に存在する酵素をテーマに、X線結晶構造解析と呼ばれる分野の研究をしています。

この研究の魅力は、まだ世界中の誰もが見たことのない「タンパク質の形」を自分ただ一人が見ることができる点です。愛媛大学に入学して、このような研究に携わり、実際に自分が科学の未知な部分を開拓する実感が得られる、刺激的な毎日を過ごすことができています。

私はこの酵素が自然界でどのような役割を果たしているのかについてや、この酵素と他の酵素の関係性についてさらに学ぶため、愛媛大学大学院に進学する予定です。愛媛大学では、研究以外にもサークル活動やボランティア活動、海外留学など様々なことにチャレンジできる環境が整っています。酵素のように、一人ひとり個性の違う充実したキャンパスライフを一緒に過ごしてみませんか？