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食料生産学科・専攻食料生産経営学コース

生産者と消費者をつなぎ価値を高める農業へ

西村 武司

准教授

西村 武司

KEYWORD地域活性化、普及、生物多様性

アグリビジネス

世界農業・農産物貿易の構造変化が、アグリビジネス多国籍企業の成長と影響力の拡大と平行していることに注目し、農業の方向について、経済理論・経営分析・農村調査を重視した教育研究を行う。

アグリビジネス

世界農業・農産物貿易の構造変化が、アグリビジネス多国籍企業の成長と影響力の拡大と平行していることに注目し、農業の方向について、経済理論・経営分析・農村調査を重視した教育研究を行う。

教育・研究内容1キウイフルーツを通じて考える地域農業の持続的発展

 多くの果物の需要が減少する中で、キウイフルーツは健康志向の高まりなどを背景に需要が拡大しています。しかし、国内の生産量は減少傾向にあり、ニュージーランドなど海外からの輸入が増加しています。こうした状況のもとで、国内生産を持続的に拡大するためには、優良品種のライセンス利用や、収穫後の選果・流通体制の整備など、さまざまな課題があります。そこで、日本におけるキウイフルーツ栽培発祥の地である愛媛県を中心に、地域の生産体制や取引慣行を分析するとともに、ブランド化に成功したニュージーランドの事例から学び、地域農業の持続的発展に向けた方策を探っています。

ニュージーランドのキウイフルーツ選果場
ニュージーランドのキウイフルーツ選果場

教育・研究内容2効率的な農業と生態系保全の両立

 施設栽培トマトなどの受粉には花粉媒介昆虫が使用されています。ところが、これらの多くは外国から輸入された外来種であり、施設の外に逃亡した場合に日本国内の生態系に悪影響を及ぼすリスクがあります。このため、環境省と農林水産省はトマト生産者に対して在来種の花粉媒介昆虫への切り替えを促しています。しかしながら、在来種は外来種より働きが悪いと考えるトマト生産者にとって、この切り替えを行う強いインセンティブはありません。このとき、効率的な農業と生態系保全の両立のために何が必要でしょうか。例えば、店頭での農産物のラベルを通して消費者にこの問題を知ってもらうことが、トマト生産者の行動を変える鍵となるかもしれません。

花粉媒介昆虫を使用する施設栽培トマト
花粉媒介昆虫を使用する施設栽培トマト

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