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生命機能学専攻応用生命化学コース・健康機能栄養科学特別コース

食品の健康機能を活用し、食べて健康になる方法を提案

菅原 卓也

教授

菅原 卓也

KEYWORD機能性食品、健康長寿社会、アレルギー改善

食品機能学

食と健康をキーワードに、食品成分の第三次機能である生体調節機能を動物培養細胞や動物実験、さらにはヒト介入試験等により明らかにするとともに、それを活用した機能性食品の開発などへの応用も目指した教育研究を行う。

動物細胞工学

動物細胞培養技術や分子生物学的手法を用いて、免疫調節活性や抗ガン活性などの生体調節機能を持つ機能性分子の探索と機能評価、および作用メカニズムの解明を行うとともに、その応用 に関する研究と教育を行う。

食品機能学

食と健康をキーワードに、食品成分の第三次機能である生体調節機能を動物培養細胞や動物実験、さらにはヒト介入試験等により明らかにするとともに、それを活用した機能性食品の開発などへの応用も目指した教育研究を行う。

動物細胞工学

動物細胞培養技術や分子生物学的手法を用いて、免疫調節活性や抗ガン活性などの生体調節機能を持つ機能性分子の探索と機能評価、および作用メカニズムの解明を行うとともに、その応用 に関する研究と教育を行う。

教育・研究内容1健康機能栄養科学特別コースの教育・研究の特徴

 健康機能栄養科学特別コースでは、食品成分の健康機能を明らかにし、食による健康長寿社会の実現を目指して教育・研究に取り組んでいます。特別コースにおける教育プログラムでは、学部4年間と大学院修士課程2年間をシームレスに連続させ、食と健康に関するより高度な知識と技術を修得し、食のエキスパートとして社会に貢献できる人材を養成しています。特に、実践力を身につけてもらうため、学生参加型製品開発プロジェクトを実施し、機能性を活かした食品を地域の食品メーカーとともに開発しています。これに加えて、海外研修により、食と健康をグローバルな視点で考察できる能力を修得した、地域と世界で活躍できる「グローカル人材」を養成しています。

食と健康に関するインドネシア研修
食と健康に関するインドネシア研修

教育・研究内容2地域と連携した柑橘成分の機能性研究

 食品機能学教育分野では、愛媛県特産の柑橘に含まれる健康機能に着目して研究を進めています。特に、ポンカンに多く含まれるノビレチンや河内晩柑に特徴的に多いオーラプテンの機能に着目しています。ノビレチンには、花粉症を改善する抗アレルギー効果(図)やメタボリックシンドロームを改善する効果、慢性的な炎症を抑える効果があります。また、オーラプテンは、認知機能を改善することが確認されています。しかし、これらの成分の多くは、果肉ではなく、果皮に多く含まれるため、いかに果皮を美味しく食べられるようにするかが、柑橘の健康機能を我々が享受できるかの鍵になります。得られた成果をどう社会実装するかについても地域とともに取り組んでいます。

ノビレチンの機能性
ノビレチンの機能性

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