農学部の猪川聡美研究員が「休日子どもカレッジ」の社会教育プログラムにおいて講師を務めました【1月7日(火)】
令和7年1月7日(火)に、松山大学内のカルフール3階において、子供の栄養に関する研究を行う農学部地域健康栄養学分野の猪川聡美研究員(博士・管理栄養士)が、「休日子どもカレッジ」の社会教育プログラム(株式会社寺小屋グループ提供)にて、「すくすく育つ!元気な骨と体をつくる栄養を学ぼう!~栄養のことがわかると毎日の食事がもっと楽しくなるよ!~」をテーマに、講師を務めました。
NPO法人ワークライフ・コラボが運営する「休日子どもカレッジ」は、松山市内在住の留守家庭等の小学生(1~6年生)を対象として、夏休みなどの長期休暇中に、体験活動などを通じた様々な学びを提供して長期休暇中の時間を豊かにするとともに、保護者の仕事と子育ての両立をサポートすることを目指した事業で、行政・大学・企業・NPOが連携して「地域で子育て」を進めています。
当日は、参加した約40名の小学生に向けて、成長期に大切な栄養素(とくに鉄)について分かりやすく解説したほか、鉄摂取量を推定する質問票(Child and Adolescent Version of the Iron Intake Scale (CIIS))やさまざまな食器を描いたオリジナルワークシートを用いたワークショップを開催しました。子どもたちは、自分が普段何を食べているかを振り返り、その食事にどのくらいの鉄が含まれているのか、内容をどう変えたらより良くなるかを楽しく学びました。また、学習した内容をチームに分かれてカルタ風クイズで振り返り、優勝したチームには賞状が進呈されました。子ども達にとって、チームで力を合わせて楽しく積極的に学ぶ良い機会となりました。
授業後に行ったアンケートでは、参加者の8割以上が「楽しかった」「また参加したい」と回答し、一番心に残ったこととして、「人間には栄養がとても必要なこと(小学5年生)」「食べ物に鉄が入っているのがわかった(小学1年生)」「食べるものが分かってうれしかった(小学3年生)」「カルタでいっぱい取れてうれしかった(小学1年生)」などの多くの喜びの声が寄せられました。
![]() |
![]() |
猪川研究員(左から2人目)と小学校低学年の子どもたち | 猪川研究員と小学校高学年の子どもたち |
![]() |
![]() |
授業の様子 | チーム対抗・カルタ風クイズゲームの様子 |